ADHDとゴミ屋敷とアンガーマネジメント
公開日: 12:53 ADHD
最近のADHD関連のニュースから。ごみ屋敷とADHD
精神医学で「ためこみ癖(hoarding)」と呼ばれる症状とADHDの関連についての記事です。
ADHDの方は集中し続けることが難しい特性があります。片付けをしている最中に、手に取った思い出のアルバムにひたってしまい、片付けが何時間も中断してしまうことは容易に想像できます。こうした中断を防ぐためには、例えば、片付けの前にあらかじめ10分後にタイマーをかけておくとよいでしょう。もし、アルバムをみて、気持ちはすっかり10年前に戻ってしまっても、タイマーの音で「ハッ」と現在の自分に戻ることができます。戻ることができれば、また片付けを再開できるというわけです。片づけ中についつい昔の雑誌やらを手に取って、ということはよくありますよね。
タイマーがいいのか。
【ADHD必読】6秒で怒りが治まる「アンガーマネジメント」が凄い!
怒りは6秒間がまんすると治ってくるといわれています。人間が怒るとき、体の中では「アドレナリン」というホルモンが分泌されています。アドレナリンには体を活発にする作用があり、怒っているときには、まさに「火に油を注ぐ」ように怒りがエスカレートします。しかし、カチンときてアドレナリンが分泌されても、6秒後にはピークを過ぎるといわれているのです。6秒待つことはアンガーマネジメントの重要な第一歩となるでしょう。この6秒間を、ただがまんするのが困難な場合もあるでしょう。おでこに手を当てて数えたり、衣服の上から太ももに数字を書きながら数えたり、「6、5……」と逆から数えたり、数え方も工夫してみましょう。数え終わるころには、怒りのピークは過ぎているはずです。「6秒ルール」。